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ドワンゴの“人工生命”観察プロジェクト「ARTILIFE」 6月で終了
ドワンゴは、2018年10月に発表した“人工生命”を観察・育成するプロジェクト「ARTILIFE」を、19年6月末で終了すると発表した。
ドワンゴは、仮想空間で自律的に動く“人工生命”を観察・育成するプロジェクト「ARTILIFE」を6月30日に終了する。2018年10月のスタートから、約9カ月で幕を閉じる。
ARTILIFEは、仮想空間内で、AI(人工知能)を備え自律的に動く“人工生命”を観察・育成し、進化する様子を楽しむサービス。Windows PCの他、スマートフォンアプリで利用できる。
ドワンゴの機械学習技術の開発・研究部門「Dwango Media Village」が開発した。強化学習(機械学習の一種)を用いた人工生命のモーション自動生成技術を活用している。
ドワンゴは3月27日、プロジェクトの現況と在り方を見直したところ、「一定の期間をもって観察結果を見届ける」との結論に達したと発表。アプリ内通貨「エボル」は、5月31日午後3時で販売を停止する。未使用の有償エボルの払い戻しについても後日案内するという。
同社は、AIに関わる研究を行う「ドワンゴ人工知能研究所」の閉所を3月31日に案内。位置情報ゲーム「テクテクテクテク」や、マストドンインスタンスの「friends.nico」など、相次いでサービスを終了している。
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