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ゼンショーHD、すき家などに「楽天/Ponta/dポイント」導入 他社を受け入れて多様化へ
ゼンショーホールディングスが「すき家」などで「楽天スーパーポイント」「Pontaポイント」「dポイント」を7月から順次導入する。
ゼンショーホールディングスは4月16日、牛丼チェーン「すき家」などゼンショーグループの3748店舗で、「楽天スーパーポイント」「Pontaポイント」「dポイント」を7月から順次導入すると発表した。いずれも200円(税込)の支払いで1ポイントがたまり、会計時に1ポイント=1円として使える。
すき家の他、寿司チェーン「はま寿司」、ファミリーレストラン「ビッグボーイ」でも7月以降に導入する。同様に「ココス」「ジョリーパスタ」では9月以降、和食レストラン「華屋与兵衛」「久兵衛屋」、焼肉レストラン「宝島」でも採用する計画で、11月までに導入を完了させる。すでに導入している独自のポイントサービス「ZENSHO CooCa」(ゼンショー・クーカ)と合わせ、4種類のポイントから選べるようにする。
ポイントサービスでは、ファミリーマートが従来の「Tポイント」に加え、11月から「dポイント」「楽天スーパーポイント」を導入する方針を打ち出すなど、“一本に絞る”姿勢から“多様化”へと切り替える企業が相次いでいる。
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