Pixelアベンジャーズに加わる新ヒーローは「3a」?:Googleさん
Googleの年次開発者会議まであと約2週間。そこで発表されるらしいミッドレンジのオリジナルスマートフォン「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」についてのこれまでのうわさをまとめてみました。薄紫はちょっと欲しい。
Googleさんは例年、開発者会議「Google I/O」ではスマートフォンは紹介しませんでしたが、今年は違うようです。
Googleストアのティーザーは、4月26日公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」とPixel 3のコラボ動画。マーベルユニバースならぬPixelユニバースに、新たなお助けヒーローがやってくるという内容です。どう見ても「5月8日に新しいPixel端末を発表する」と言ってます。5月8日というのは、米国時間ではGoogle I/O 2019の初日です。
でも、例年秋に発表するフラグシップ(昨年は「「Pixel 3」と「Pixel 3 XL」)ではなく、初のミッドレンジ機といううわさ。以前この「Googleさん」連載で「Pixel 3 Lite」としてご紹介したやつです。
Pixel 3はとてもいいスマホですが、いかんせん高い(のでたぶんあまり売れていない)。GoogleさんはPixel 3の良さ(特にAI機能とか)をもっと体験してもらいたいので、Pixel 3の特徴は残してその他のハードウェアスペックを落とし、お手頃価格に仕上げたミッドレンジを出すことにしたのでしょう。
そんなわけで、今日はあと2週間ちょっとで発表される「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」についてのこれまでのうわさをまとめてみました。
18日には米Android Headlinesが「公式のレンダリングだよ」として以下の画像を披露しています。
複数のメディア予想で共通するスペックは;
- モデル名:「Pixel 3a」と「Pixel 3a XL」
- ディスプレイサイズ:3aは5.6インチの有機EL(2220×1080ピクセル)で、3a XLは6インチ(2160×1080ピクセルで液晶かも)
- プロセッサ:Snapdragon 670(XLは710かも)
- メモリ:4GB
- ストレージ:64GB
- カメラ:前面は800万画素、背面は1200万画素
- バッテリー:3000mAh(XLはもうちょっと大きいかも)
- 無線充電には非対応
- ヘッドフォンジャックあり(上部に)
- ディスプレイに切り欠きはなく、ベゼルは結構ある
- 筐体はガラスではなく、プラスチック
- 色は白、黒と、もしかしたら淡い紫(アイリス)
筐体をプラスチックにしたり(なのに無線充電に対応しなかったり)ストレージ容量を小さくしたり、プロセッサをダウングレードしたり、ベゼルレスをあきらめたりすることでコストを落とし、でもメモリは4GB確保してAI的機能が使えるようにした感じです。そして、元HTCチーム自慢の「ぎゅっとしてアシスタント起動」機能も使えるようです。セキュリティチップ「Titan M」も搭載。
発売時期と価格はまだ信頼できるレベルのうわさはありません。Pixel 3aはまず「Android 9 Pie」搭載で登場するかもといううわさがあるので、そうだとすると「Android Q」リリース時期である秋より早く発売になるかもしれません。
Google I/Oの基調講演は、日本時間の5月8日午前2時から公式サイトでライブストリーミングの予定です。
最後に、これまでのうわさツイートから、ほんものっぽい画像つきのものを2つばかり転載しておきます。
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