断線してもハサミ1つで復活するUSBケーブル
クラウドファンディングサイト「Makuake」で断線してもハサミ1本で復活するUSBケーブル「RenewCable」が注目を集めている。Lightning、Micro USB、USB Type-Cの3種類。
クラウドファンディングサイト「Makuake」で断線してもハサミ1本で復活するUSBケーブル「RenewCable」が注目を集めている。Lightning、Micro USB、USB Type-Cの3種類があり、支援はケーブル1本の2250円から(税、送料込み)。
スマートフォンなどの充電やデータ転送に利用するLightningケーブルやMicro USBケーブルは、抜き差しを繰り返すうちに端子の根元に負荷がかかり、断線したり、被膜が劣化して銅線が露出するなど危険な状態になりやすい。しかしRenewCableでは、ケーブルの傷んだ部分をハサミで切り、コネクター部にはめ込むだけで復活するという。
コネクター部分は、ロックを外して前後に引っ張ると、中央で2つ折りになる構造。中には爪のように尖った接点が並んでいて、きしめんタイプのケーブルを差し込みコネクターを元に戻すと、ケーブル被膜に爪が食い込んで通電できる状態に。再びロックすればケーブルの“復活”だ。
ケーブルの長さは1.5メートル。劣化した部分を切って何度でも再生できるため、開発元の米SirTeenは「15年間はケーブルの買い換えが不要。ゴミの削減にも貢献する」としている。
4月19日に国内販売代理店のeandrworldがプロジェクトを公開したところ、2時間で目標金額の10万円をクリア。22日午後3時時点の支援額は目標の1194%に達している。eandrworldでは7月上旬に商品を発送を始める予定だが、「Makuakeプロジェクト終了後の販売先は未定」という。
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