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「ニコニコ超会議2019」に「日本電信電話ミカカランド」登場 羽根なしドローンなど展示
NTTが「ニコニコ超会議2019」に出展、プロペラがない“羽根なしドローン”を始め、同社の技術に関するさまざまな展示を行う。
NTTは、4月27〜28日に千葉・幕張メッセで開催されるイベント「ニコニコ超会議2019」で「日本電信電話ミカカランド・NTT超未来研究所6」を出展する。超音波振動を活用して空中を移動する“羽根がないドローン”など同社が開発した技術を多数展示する。
「もし今の最先端技術をテクノロジー黎明期の80年代に使ったら」がコンセプトで、公式サイトには昭和レトロなイラストが並んでいる。「ミカカ」はNTTを指すネットスラング。日本語キーボードのかな入力で「NTT」と入力するとミカカになることから、主にインターネット黎明(れいめい)期に用いられていた。
展示内容は、AI(人工知能)、バーチャルYouTuber、海底ケーブルの中継機、平成に登場した携帯電話、モールス信号の無線機など、さまざま。先日発表された、”羽根なしドローン”「超広視野角VRゴーグル」のデモ体験もできる。
さまざまなゲストが登壇するステージイベントも両日実施する。4月27日午後3時40分に始まるトークセッションでは、自然言語処理などの研究で知られるNTTメディアインテリジェンス研究所の東中竜一郎さん(上席特別研究員)らが登壇。NTTが提供するAI技術「corevo」や、最先端のAI技術について解説するという。
ニコニコ超会議2019に参加するには入場券が必要。前売りは1日券1800円、両日通し券3100円、当日券は2300円(税込)。
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