「ビジネスパーソンの約4割が、大型連休にストレスを感じている」――チューリッヒ生命が4月24日、そんな調査結果を発表した。理由として「休みが長く仕事に支障が出る」「出勤日が減るため収入減となる」といった意見が出ている。
4月27日〜5月6日の大型連休について、全体の約6割が「うれしい」と答えた一方、4割弱がストレスに感じていると回答した。
うれしいと答えた人の理由は「ゆっくり休むことができる」(60.3%)が最も多く、以下「ゆっくり眠ることができる」(43.6%)、「趣味に時間を費やせる」(38.1%)が続く。チューリッヒ生命は「休息が足りていないと感じている人が多いようだ」と分析している。
ストレスになると答えた人の理由は「どこに行っても混んでいる」(36.0%)がトップ。その他に「仕事が休めない」(33.3%)、「出費がかさむ」(24.9%)、「休みが長く仕事に支障が出る」(20.9%)などの意見もあった。
調査は4月4〜5日、全国の20〜59歳の1000人を対象にWeb上で実施。ネオマーケティング(東京都渋谷区)が運営するアンケートサイト「アイリサーチ」を利用した。
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