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「NifMo」公式Twitter、“中の人”退職で突如停止 フレンドリーな投稿から一転、フォロワーから説明求める声

「NifMo」の公式Twitterアカウントが、5月7日付で運用を停止。理由は運営担当者の退職だという。突然の幕引きに、フォロワーからは戸惑いの声が挙がっている。

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 ニフティが運営する格安SIMサービス「NifMo」の公式Twitterアカウントが、5月7日付で運用を停止した。理由は「ニフ姉さん」の愛称で親しまれた運営担当者の退職だという。2015年11月に開設後、障害発生時の復旧状況の他、景色や料理の写真などを投稿。約5万人のフォロワーを持つ人気アカウントの突然の幕引きに、ファンからは戸惑いの声が上がっている。

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「NifMo」の公式Webサイト

 運用停止と担当者の退職は、同アカウントが7日午前の投稿で公表した。退職理由などは明かされておらず、5月10日にアカウントを削除する予定という。最後に投稿したのは4月26日で、通信障害の発生と復旧を報告していた。

 それ以前には「\おはようございマンデー!!/」「\定時退社!/来週はいよいよGW前最後の週ですね! GWのことを考えるとニヤニヤしちゃいます」などとフレンドリーな投稿を重ねており、停止の兆候はみられなかった。

 発表に対し、フォロワーからは「うそだろ」と寂しがる声や、「しばらく休止にして、どなたかにTwitter担当者をお願いできないのか」と存続を願う声、「きちんと説明してほしい」と要望する声が上がっている。「Twitter自体を辞めるということは、やっぱり会社として何かあったとしか思えない」と勘繰るフォロワーもいる。

企業のTwitter活用は“もろ刃の剣”

 近年、企業のTwitter活用はブランディングに不可欠な手段となっている。シャープ(約51万フォロワー)、キングジム(約33万フォロワー)、タニタ(約28万フォロワー)といった人気アカウントも登場し、一般ユーザーや他社アカウントと交流してイメージアップに貢献している。

 ただ、炎上するリスクが付きまとう他、内部のトラブルなどが表面化した場合は企業のイメージダウンにつながる。定番と化した企業のTwitter活用だが、デメリットもある“もろ刃の剣”だといえそうだ。

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