LINEは5月17日、コミュニケーションアプリ「LINE」に、24時間で投稿が消える「ストーリー機能」を追加した。「より気軽に自分の『今』をシェアできる」としている。
ストーリー機能はInstagramなどが先行して実装しており、若者から支持されている。
LINE上でつながっている友人同士で近況を共有し合える「タイムライン」機能に、新たに、ストーリー機能を追加。タイムラインの画面左上のカメラマークから動画や写真、テキストを投稿でき、投稿でき、24時間限定でシェアできる。写真に落書きしたり、スタンプで加工したりすることも可能だ。
友人のストーリーが更新されると、タイムラインとホーム画面に通知が出る。友人のストーリーには、「いいね」を送ったり、LINEでメッセージを送れる。LINEのアイコンなどプロフィールを変更したときの更新情報も、ストーリーに表示される(非表示設定も可能)。
ストーリーは、米コミュニケーションアプリSnapchatが2013年から提供し、16年にライバルのInstagramに実装された機能で、19年5月現在、全Instagramユーザーの約半数が利用しているという。
LINEは、ストーリー機能の追加ににより、タイムラインの利用を活性化する狙いがありそうだ。
関連記事
- LINEのUI変更でレビュー大荒れ 機能多すぎ? 「元に戻して」の声も
「LINEのUIがまた変わった」「使いづらい、元に戻してほしい」――LINEのユーザーインタフェースが7日に変更され、一部の機能が移動したり、操作法が変わったことが、波紋を広げている。機能の詰め込みと利便性を両立させることはできるだろうか。 - LINEをSNS化する「ホーム」「タイムライン」 Android版で先行公開
「LINE」にSNS機能を加える「ホーム」「タイムライン」機能がAndroid版で先行公開された。 - Instagramの「検索」タブに「ストーリー」も表示へ
Instagramアプリのアップデートで、「発見」タブのトピックチャンネルに「IGTV」と「ショップ」が加わった。数週間後には、発見タブに「ストーリー」も表示されるようになる。 - LINEの1Q、103億円の最終赤字 LINE Payへの投資響く
LINEの1〜3月期連結業績(IFRS)は、103億円最終赤字だった。「LINE Pay」への投資がかさんだ。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.