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LINEの1Q、103億円の最終赤字 LINE Payへの投資響く
LINEの1〜3月期連結業績(IFRS)は、103億円最終赤字だった。「LINE Pay」への投資がかさんだ。
LINEが4月24日に発表した2019年1〜3月期連結業績(IFRS)は、売上高は前年同期比10.5%増の554億円、営業収益は78億円の赤字(前年同期は12億円の黒字)、最終損益は103億円赤字だった。「LINE Pay」への投資がかさんだ。
LINE Payのキャンペーン投資を含むマーケティング費用は、前年同期比9割増の74億円を計上。人員もLINE Payなど金融部門を中心に拡大し、従業員報酬費用は前年同期比27.4%増の171億円に増加した。
同期のLINE Payのグローバル取扱高は前年同期比45.8%の2520億円、MAUは85.2%増の430万人。国別の内訳は開示していないが、出澤剛社長は「日本のMAUが伸びている」と話し、投資が奏功していると強調した。
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