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ZOZO、実店舗でも「ツケ払い」 電話番号の登録だけで決済
「ZOZOTOWN」が導入している「ツケ払い」と同様のサービスを、実店舗でも使える「ツケ払い powered by Coiney」が登場。導入店舗では、客が商品を注文してから最大2カ月後に支払いできる。
ZOZO傘下のアラタナは5月22日、実店舗向けに決済サービス「ツケ払い powered by Coiney」の提供を始めたと発表した。ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」が導入して話題を呼んだ「ツケ払い」を、リアルの店舗でも使えるようにするサービスだ。導入店舗では、客が商品を注文してから最大2カ月後に支払いできる。
利用客が店舗のスタッフに電話番号を伝え、SMS認証を行えば決済が完了。客は専用アプリのダウンロードや会員登録の必要がなく、店舗側もネット環境とタブレット端末などがあれば導入できる。代金は決済事業者のコイニーが立て替え、店舗側に支払う。その際、店舗からは決済手数料を徴収する。
ZOZOTOWNのツケ払いは2016年11月にスタート。20〜30代を中心にクレジットカードを持たない若年層の支持も集め、17年8月には利用者数が100万人を突破した。ツケ払い powered by Coineyは、実店舗での新しい顧客層の獲得、販売機会の増大を狙う。
同サービスは、まずアパレル企業向けに提供し、他業種にも順次展開していく。サービス開始に合わせ、決済手数料が9月まで無料になるキャンペーンも行う。
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