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Google検索結果のデザイン変更でリンク先のアイコン表示へ
Googleが検索結果のデザインを変更し、情報カードのリンク先をカードのトップにし、さらにソースのアイコン(ニュースであればニュースサイトのロゴなど)を表示する。まずはモバイル版で数日中に変更がローリングアウトする。
米Googleは5月22日(現地時間)、モバイルでのGoogle検索の結果の表示デザインを変更したと発表した。向こう数日中にローリングアウトしていく。この変更は、「まずモバイルに」としているので、将来的にはデスクトップにも反映されるようだ。
大きな違いは、検索結果のカードのトップにリンク先のアイコンとURLが表示されるようになることだ。これまではトップに青い文字でのリンクがあり、その下にURLが表示されていたが、その情報のソースは分かりにくかった。URLの行頭にソースのアイコンを表示することで、たとえばニュースの場合、どこのメディアによる記事かが分かりやすくなる。
ユーザーは、このアイコンでソースが信頼できるものかどうかを視覚的に判断しやすくなる。Googleは2月にフェイクニュース対策の白書を公開しており、このデザイン変更もその一環とみてよさそうだ。
広告の場合も、URLがリンクの上に表示される。広告の場合はアイコンではなく太い黒いフォントでの「広告」が表示される。
Googleは、このデザイン変更により、検索結果のカードに新たなボタンやプレビュー情報を追加しやすくなるとしている。例えば映画の検索結果のカードに最寄りの映画館のチケット予約ボタンが表示されるようになるのかもしれない。
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