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Alexaスキルに「課金機能」を組み込めるツール、日本の開発者にも提供開始
アマゾンジャパンは「Alexa」の「スキル」開発者向けに、スキル内に課金機能を組み込めるツールの提供を始めた。開発者は、スキル利用者が支払う金額の7割を受け取れる。
アマゾンジャパンは5月31日、音声アシスタント「Alexa」に機能を追加する「スキル」の開発者に向け、課金機能を組み込めるツールの提供を始めた。開発者は、利用者が支払う金額の7割を受け取れる。
組み込める課金機能は(1)ユーザーがスキル内で使える機能やコンテンツを拡充できる「買い切り型」、(2)一定期間だけ機能を使える「サブスクリプション型」、(3)ゲーム内通貨などのアイテムを購入できる「消費型」――の3種類。
課金機能を組み込む方法は、アマゾンジャパンの公式サイトで案内している。
同機能は、昨年5月から米国でのみ提供していた。
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