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Xbox次世代コンソール「Project Scarlett」、2020年冬発売へ
MicrosoftがE3前に開催したイベントで、「Xbox One X」の次のゲームコンソールプロジェクト「Project Scarlett」を発表した。AMDのプロセッサや新開発のSSDによる仮想RAMなどにより、Xbox One Xの40倍以上のパフォーマンスを見込むとしている。
米Microsoftは6月9日(現地時間)、E3 2019に合わせて開催したイベント「Xbox E3 Briefing 2019」で、次世代ゲームコンソールプロジェクト「Project Scarlett」を発表した。新コンソールは2020年のホリデーシーズンに発売予定。
ゲーミング担当上級副社長のフィル・スペンサー氏は昨年のブリーフィングで「Xbox One X」を作った同じチームが次のXboxコンソールを構築している」と予告していた。今回スペックなどについて語った。
米AMDとの提携による最新のZen 2とRadeon DNAアーキテクチャを採用するプロセッサ、次世代SSD、広帯域幅のGDDR6メモリを搭載し、8Kゲーム、最大120fpsのフレームレート、レイトレーシング、および可変リフレッシュレートをサポートする。
次世代SSDは新たに開発したもので、これを仮想RAMとして使うことで、現行端末の40倍以上のパフォーマンスが見込めるとしている。
Project Scarlettのコンソールは、Microsoftの人気ゲーム「Halo」の新シリーズ「Halo Infinite」と同時発売になる。
Halo InfiniteはPCでもプレイできるようになる見込みだ。
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