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段違いの高画質、仕事に使える360度カメラ「THETA Z1」:荻窪圭のデジカメレビュープラス(2/4 ページ)
ワンショット360度カメラの代名詞、リコーの「THETA」(シータ)にとうとう高画質モデルが登場した。どのくらい高画質になったのか。実際に試していこう。
大抵の場合、実際に撮影した360度分のうち一部だけを見ることになるので、どうしても解像度が重要になる。
そこで、THETA Z1の登場である。
実際にはどのくらい違うか。従来の上位モデルだったTHETA Vといつものガスタンクで撮り比べてみた。
撮影した画像はこれ。THETA Z1のものだ。
VR撮影用の三脚(マンフロットのPIXI EVO+4段ポールキット)を使い、同じ場所でそれぞれで撮影した全天球画像をPC用のTHETAアプリに転送して実際にVR画像を楽しむ状態で比べたのがこちらだ。
全然違うのが分かるかと思う。
もっとよく分かるよう、最大倍率まで拡大してみた。
はい。もうどちらがZ1か一目瞭然(りょうぜん)。
THETA Z1も1型センサーとはいえ、魚眼レンズで撮ったものを拡大しているので超高画質というわけではないが、普通に「超広角レンズで撮った写真」としてそのまま使えちゃうレベル。
しかも撮った後で構図や画角を自由に調整できるのだ。
さてもうちょっとこの2台を比べてみよう。
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