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ラーメン屋・幸楽苑、店長の「シフト作成」をクラウド活用で自動化へ 「バイト入れる?」と聞く手間省く(2/2 ページ)

ラーメンチェーンの幸楽苑が、アルバイトの勤務シフトを自動作成するクラウドサービス「beepシフト」を導入する。アルバイトが働きたい日時を専用のアプリに入力すると、時間ごとに必要な人数を分析した上で、シフトを作成する仕組み。店長が手作業でシフトを決める負担を軽減する狙い。

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社内システムのクラウド全面移行も視野

 幸楽苑HDはテクノロジーを活用した業務効率化に注力しており、クラウド上で写真付き報告書を作成・共有できるSaaS「cyzen」(サイゼン)を6月から全店舗に導入している。店長の本部への報告業務を便利にする狙いで、「今は少しずつ(新しいツールに)慣れてもらっている段階だが、1年後までには(労働時間削減など)大きな成果につなげたい」(新井田社長)という。

 今後は、労務管理、人事給与、財務会計といったバックオフィスのシステムをクラウド上に全面移行することも計画中。新井田社長は「利用するクラウドサービスはまだ話せないが、社内のシステム担当者と検討を進めている。長期間使ってきたシステムをすぐに移行するのは難しいので、時間をかけて取り組みたい」と話している。

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幸楽苑HDの新井田昇社長(=左)、beepnow systemsのアレックス・サイCEO(=右)
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