シェアスクーター、今夏スタート ヘルメットも利用者同士でシェア ソフトバンク出資のOpenStreet
OpenStreetが今夏からシェアスクーターサービスを始める。
ソフトバンクとヤフー傘下のZコーポレーションが出資するOpenStreet(東京都港区)は7月17日、スクーターのシェアサービス「HELLO SCOOTER」を今夏に始めると発表した。まずは東京都、埼玉県、千葉県から提供を始め、順次エリアを拡大する。利用料金は未定。
スマートフォンの専用アプリで利用予約と決済を行い、大手不動産会社、コンビニ、鉄道会社、駐車場管理会社などの敷地内に設置された「ステーション」でスクーターを借りられるシェアサービス。一般的なシェアサイクルと同様に、借りた場所を問わず全てのステーションに返却できる乗り捨て方式を採用する。サービスの用途は街乗りや観光、配送サービスなどのビジネスユースを想定している。
走行に必要なヘルメットはスクーターに備え付けられており、利用者同士でシェアする。同社によれば、ガソリンの給油はユーザーが行い、給油するとクーポンがもらえる仕組みを検討している。保険料は利用料金に含まれる見込みだ。
借りられるスクーターは、普通自動車運転免許で乗れる本田技研工業の原付一種スクーターと原付三輪(BENLY、GYROなど)を予定している。スクーターに搭載した通信ユニットで位置情報や走行距離、速度などのデータを収集し、商品やサービスの改善につなげる。
OpenStreetは2016年11月に自転車シェアリングサービス「HELLO CYCLING」を始めている。
【訂正:2019年7月17日午後5時30分 記事初出時、「ソフトバンクと同社傘下のSBイノベンチャーが出資するOpenStreet」としていましたが、「ソフトバンクとヤフー傘下のZコーポレーションが出資するOpenStreet」の誤りでした。訂正してお詫びいたします。】
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