LINEは7月25日、台湾で音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC Taiwan」の提供を10日に始めたと発表した。楽曲の配信に加え、エンタメ分野のニュース配信やライブイベントの生放送なども行う。
台湾の大手レコード会社9社が合同で設立した音楽プロパイダー「Omusic」と提携してサービスを提供する。月額使用料が149ニュー台湾ドル(約520円)のプランでは、音楽の視聴に加え、コミュニケーションアプリ「LINE」のプロフィールに好みの楽曲を3曲までBGMとして設定できる。180ニュー台湾ドル(約630円)のプランでは、プロフィールBGMに設定できる楽曲数を制限しない他、着信音や呼び出し音として設定したり、ミュージックビデオを見たりできる。30日間の無料お試し期間も設ける。
LINE社によると、台湾の人口の9割がコミュニケーションアプリ「LINE」を使っているが、有料の音楽ストリーミングサービスを使っているユーザーは国全体の6%にとどまる。現地の文化に沿ったサービスの提供を行うことで、音楽ストリーミングサービスを台湾に普及させたい考えだ。
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