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電動スクーター「Bird Two」はバッテリーが50%アップで壊れると自己申告する
シェアサイクルのBirdが、新電動スクーター「Bird Two」を発表した。壊れると自己申告し、Birdが回収・修理するための損傷センサーや、「Bird One」より容量を50%アップしたバッテリーを搭載する。
米シェアサイクルのBirdは8月1日(現地時間)、オリジナル電動スクーターの新モデル「Bird Two」を発表した。5月に発表した「Bird One」とは異なり、販売はせず、シェアサービスでのみ提供する計画。
大きな特徴は、自己申告型の損傷センサー。一部の自動車で採用されている自己診断技術のように、システムに不具合が発生するとセンサーがそれを検知し、センターに通知する。Birdのメカニックが通知を送ったスクーターを回収して修理する。
また、バッテリー容量を先代より50%増量した。このバッテリーは本来自動車用のもので、新しいバッテリー管理システムで管理することで、従来よりさらに安全に、温度変化にも最適化した状態で使えるとしている。
その他、けがや破壊行為を避けるため、ネジを露出しないようにしたり、転倒防止用のキックスタンドを備えたり、パンクしにくいタイヤを採用したりするなど、ユーザーの安全のための工夫も追加した。
米The Informationによると、Bird(非上場企業)の第1四半期の売上高は約1500万ドル、純損失が1億ドル近くだった。同社は近く、2億〜3億ドルの調達を目指しているという。
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