SamsungのGalaxyイベントにMicrosoftのCEOが登壇 「スマホ同期」プリインストールやWindowsノートPCを発表
Samsungの「Galaxy Note 10」発表イベントにMicrosoftのサティア・ナデラCEOが登壇し、スマホとPCのギャップを埋めるための両社の協力について語った。Galaxy Note 10にはMicrosoftの「スマホ同期」がプリインストールされ、同端末はMicrosoftのオンラインショップでも販売する。
韓国Samsung Electronicsが8月7日(現地時間)、ニューヨークで開催した「Galaxy UNPACKED 2019」イベントに米Microsoftのサティア・ナデラCEOが登壇し、Samsungとの提携により、Windows PCとスマートフォンのギャップを埋めていくと語った。
ナデラ氏は新たな提携は「生産性を向上させ、スマートフォンとPCのギャップをなくすというわれわれの長期的なコミットメントの新しい章だ」と語った。
ナデラ氏は、Samsungの新WindowsノートPC「Galaxy Book S」の発表の後に登壇した。Galaxy Book Sは、米Qualcommの「Snapdragon 8cx」搭載のWindows 10ノートPC。イベントでは、Microsoftの従業員がGalaxy Book Sと同日発表した「Galaxy Note 10」をMicrosoftの「Your Phone(日本では「スマホ同期」)で連携させるデモを行った。
「スマホ同期」はGalaxy Note 10でなくても、Android 7.0以降搭載の端末で利用できるが、Galaxy Note 10にはプリインストールされる。「スマホ同期」はSMSをPCで送受信できる他、最近のアップデートでスマホ内の写真をPCで開いて編集したり、スマホのプッシュ通知を転送したりもできるようになっている。
また、Galaxy Note 10はMicrosoftの公式オンラインストア、Microsoft Storeでも販売する(米国では既に予約受付中)。
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