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iPhoneのバッテリー交換、正規でないと「要点検修理」に
iPhone XS/XS Max/XRで正規バッテリー交換していない場合、「バッテリーの状態」機能が利用できないことが、iFixitの調べで分かった。
iPhone XS/XS Max/XRで正規バッテリーを使用していない、あるいはApple Store、Apple正規サービスプロバイダでバッテリー交換を行っていない場合、iOSのバッテリーに「iPhone のバッテリーの点検修理が必要になる可能性があります」の表示がされると、iFixitが伝えている。
純正のAppleバッテリーを使用して交換しても、iPhone上に「サービス」メッセージが表示されることが、iFixitラボのテストで確認されたという。
この件はYouTubeのTheArtofRepairチャンネルで最初に報告された。「このiPhoneに正規のAppleバッテリーがあることを確認できません」という「重要なバッテリーメッセージ」が表示されるそうだ。
この表示がされると「バッテリーの状態」機能が利用できなくなるという。
Texas Instruments製バッテリ残量計チップ「bq27546-G1」に、iPhoneのロジックボードにバッテリーをペアリングするための情報を格納した認証機能が搭載されていて、そのペアリングが確立されていないと発生するとiFixitは説明している。
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