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「Slack」に管理者向け新機能 社内の通知を効率化
米Slack Tenologiesが企業向けコラボレーションツール「Slack」に新機能「アナウンスチャンネル」を追加す。多数のユーザーがいる大企業などで通知(アナウンス)を効率化する。
米Slack Tenologiesは8月15日、同社の企業向けコラボレーションツール「Slack」に新機能「アナウンスチャンネル」を追加すると発表した。多数のユーザーがいる大企業などで通知(アナウンス)を効率化するという。
アナウンスチャンネルは、投稿できるメンバーを制限して重要な通知だけを表示する専用スペース。これまでもデフォルトの「♯general」チャンネルでは投稿できるメンバーを制限するオプションがあったが、有料の「プラス」プランや「Enterprise Grid」プランを導入すると、今後は全てのチャンネルで投稿権限を設定できるようになる。
また、管理者に向けてワークスペースの作成やセットアップといった一般的なワークフローを自動化するAPIをリリースする計画も明らかにした。「将来的には、管理者が新規作成するワークスペースごとに希望する設定、コンテンツ、アプリなどを自動設定できるようスクリプト化を実現する予定」としている。
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