「Google Home Mini」の次世代は「Nest Mini」で壁掛け可能に?──9TO5Google報道
Googleのスマートスピーカー「Google Home Mini」の次期モデルの名称は「Nest Mini」になり、カラバリも増えると9TO5Googleが報じた。壁掛けが可能になり、3.5mmオーディオポートも追加されると予想している。
米Googleのスマートスピーカー「Google Home Mini」の次期モデルは、名称が「Nest Mini」になると米9TO5Googleが8月21日(現地時間)、“信頼できる情報源”の話として報じた。
Google Home Miniは2017年10月に発表された、「Google Home」よりコンパクトで安価なスマートスピーカー。その後、色のバリエーションは増えたが、新モデルは出ていなかった。
Googleは今年のGoogle I/Oで、Made by GoogleのハードウェアをNestブランドにまとめていく計画を発表しており、既に「Google Home Hub」は「Google Nest Hub」に名称変更されている。
Nest Miniは名称が変わるだけでなく、音質が向上し、3.5mmオーディオポートが追加されるという。Google Home Miniと競合する米Amazon.comの「Echo Dot」には3.5mmオーディオポートが付いている。
また、新色が追加され、壁掛けが可能になるという。現在、Google Home Miniを壁掛け式にするためのサードパーティ製周辺機器が多数販売されている。
さらに、「Pixel 4」に搭載される予定のモーションセンサー「Soli」が搭載される可能性もあるとしている。このセンサーが搭載されれば、声ではなく、ジェスチャーで曲飛ばしやアラームのスヌーズが可能になるだろう。
Googleは例年、秋に「Made by Google」イベントを開催し、ここで多数のハードウェア新製品を発表する。Nest MiniもPixel 4と共に発表されるとみられる。
関連記事
- 「Googleアシスタント」の音量を音楽と別に調整できるかも? 「TTSのカスタム音量」機能
iOS版「Google Home」アプリがAndroid版より一足先にアップデートされ、[デバイス設定]の[イコライザー]に新たに「TTSのカスタム音量」という項目が加わった。TTSは「Text To Speach(テキスト読み上げ)」のことだ。 - Google I/O 2019まとめ 「AI for Everyone」、Pixel 3aも発表
Googleの年次開発者会議「Google I/O 2019」で発表されたことを時系列にまとめた。今年のテーマは「「Building a more helpful Google for everyone」。AI採用のアクセシビリティ機能や「Googleアシスタント」の新機能、手ごろな価格の「Pixel 3a」などが発表された。 - Nest統合で分かった「Googleはハードウェアに本気」
スマートホーム企業NestがAlphabetの“other bets”から「Made by Google」のハードウェアチームに統合され、いよいよGoogleのAI+ハードウェア戦略が本格化しそうです。 - 「Pixel 2」他発表の「Made by Google」イベントまとめ
Googleが「Pixel 2/2 XL」「Google Home Mini」「Google Home Max」「Pixelbook」「Pixelbook Pen」「Daydream View」「Google Pixel Buds」「Google Clips」を発表したイベントをまとめた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.