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コード決済「au PAY」、auユーザー以外にも提供 「オープンなサービス」で拡大目指す
KDDIが、同社のコード決済サービス「au PAY」とプリペイドカード「au WALLET プリペイドカード」のサービスを、29日からauユーザー以外にも提供すると発表した。
KDDIは8月28日、同社のコード決済サービス「au PAY」と「au WALLET プリペイドカード」のサービスを、auユーザー以外にも29日から提供すると発表した。提供範囲を広げ、利用者数の拡大を狙う。
auユーザー以外が利用した場合でも、200円につき1ポイントの「au WALLET ポイント」を付与し、次回以降の決済で使えるようにする。au PAYの1回あたりの決済上限額は4万9999円(税込)まで。auユーザー以外が使うには、KDDIのサービスを利用するための共通ID「au ID」を取得する必要がある。
au PAYは、全国100万カ所で使えるコード決済サービス(28日時点)。「楽天ペイ」「メルペイ」に対応する店舗でも利用可能だ。au PAYの専用アプリ「au WALLET アプリ」(iOS/Android)上で、じぶん銀行の口座をau IDとひも付けると、au WALLET プリペイドカードが使える。
コード決済サービスとしては後発ながら、4月のサービス開始からこれまでに500万人近いユーザーを獲得したという。KDDIは「auユーザーに限らず利用できるオープンなサービスにすることで、さらなる拡大を目指す」としている。
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