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帰ってきたキヤノンの高級コンパクト「Powershot G5 X Mark II」:荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/5 ページ)
キヤノンの1型センサー搭載高級コンパクト「G5 X」がフルモデルチェンジで帰ってきた! それも予想以上のモデルチェンジっぷりである。
撮影最短距離は広角端でレンズ前5センチ、望遠端で20センチ。望遠端で20センチまで寄れるのは使いやすい。
1型センサーとはいえ、F2.8で望遠マクロともなれば背景もけっこうボケるし。
瓢箪(ひょうたん)アート(といっていいのか?)がぶら下がっているお宅を見つけたので、家の人に許可をもらって撮らせてもらった。F2.8でぐっと寄れる。望遠時の描写力がけっこう高い(107mm相当 1/1000秒 F2.8 ISO125)
スイカのみずみずしさを表現すべく+1の補正で逆光で撮影。ISO3200まで上がったので背景がちょっとざらついてるけど美味しそうに写ってくれた(114mm相当 1/250秒 F2.8 +1 ISO3200)
人は瞳AFはないけどこのクラスなら普通の顔検出でもあまり問題ないかと思う。
シャッタースピードは1/2000秒まででそれで足りないときはNDフィルターをってのは従来通りなんだけど、今回はさらに「電子シャッター」が使えるようになった。
メカシャッターと電子シャッターは手動で切り替えるしかないのは残念なんだけど、電子シャッターにすれば1/25600秒まで上げられる。
ローリングシャッター歪みはちょっとあるけど、完全にサイレントで撮りたいときや超高速シャッターを使いたいときに良い。
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