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ヤマト運輸の送り状発行システム「B2クラウド」が復旧 原因は「アクセス集中など」

ヤマト運輸の送り状発行システム「B2クラウド」が復旧。原因はアクセス集中などで、システム改修によって対応したという。緊急措置として配布していたインストール版は、10月7日午前2時にサービスを終了する。

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 ヤマト運輸は9月27日、接続エラーのため利用できない不具合が24日午前から続いていたサービス「送り状発行システム B2クラウド」が復旧したと発表した。同社は原因について「アクセス集中など」と説明し、「システムの諸改修を実施したため、現在は通常通りご利用いただける」としている。

 B2クラウドは、「宅配便」「ネコポス」「クロネコDM便」などの送り状や宛名ラベルをWeb上で発行できるサービス。配送先の情報をクラウド上に保存して入力時に呼び出せる機能や、荷物の配送状況を一括で確認できる機能などを持つ。

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「送り状発行システム B2クラウド」の公式サイト

 同サービスの強みは、送り状を手書きする手間を省けることだが、ヤマト運輸は当初、不具合発生中の対応策として「複写式(手書き)の送り状をご利用ください」と呼び掛けたため、Twitter上には「出荷の伝票が作れない」「字が汚いから手書きしたくない」などと嘆くツイートが数多く投稿されていた。

 同社はその後、緊急措置として、クラウドベースではなくローカル環境にインストールして使う「送り状発行ソフト B2」を配布していた。B2クラウドの復旧に伴い、インストール版は10月7日午前2時にサービスを終了する。

 復旧の報を受け、Twitter上では「よかった」「やっと手書きから解放される」といった声が上がっている。

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ヤマト運輸による発表

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