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JR東日本と「Googleアシスタント」が連携 新幹線の空席、列車の運行状況を「OK Google」で聞ける
JR東日本と「Googleアシスタント」が連携。ユーザーは、スマートスピーカー「Google Home」シリーズや、対応スマートフォンなどに「OK Google」と話し掛けると、新幹線の空席情報と管轄内の列車の運行情報を音声で受け取れる。サービス開始時期は、空席情報が10月1日、運行情報が11月1日。
東日本旅客鉄道(JR東日本)は9月27日、新幹線の空席情報と列車の運行情報をGoogleの音声アシスタント「Googleアシスタント」に10月から順次提供すると発表した。ユーザーは、対応するスマートスピーカーやスマートフォンなどに「OK Google、JR東日本につないで」と呼び掛けると、情報を音声で受け取れるようになる。
空席情報の照会に対応するのは、東北・北海道新幹線、秋田新幹線、山形新幹線、北陸新幹線。対象の設備は普通車、グリーン車、グランクラス(最上級シート)。インターネット予約限定の割引切符「えきねっとトクだ値」など、割引商品の空席情報は対象外となる。サービス開始は10月1日から。
運行情報は、JR東日本が管轄する全ての在来線と新幹線に対応。30分以上の遅延が発生する場合や遅延が幅広い路線に及んでいる場合、事故や輸送障害などで運休が発生している場合などに知らせる。同社のBRT(バス高速輸送システム)も、長時間運行を見合わせる場合は情報提供の対象となる。サービス開始は11月1日から。
JR東日本は「当サービスをご利用いただくことで、お客さまがあらゆるシーンで当社の情報を簡単に受け取れる環境の実現を進めていく」としている。
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