「Googleアシスタント」でMicrosoftの「Xbox One」操作が可能に(まずは英語版で)
Microsoftの「Xbox One」を英語版の「Googleアシスタント」で操作できるようになった。まだβ版だが、年内にサポート言語が増える見込み。Google Homeやホームアプリに「ヘイGoogle、XboxでGear 5をプレイ」などと命令できる。
米Microsoftと米Googleは9月26日(現地時間)、Microsoftのゲームコンソール「Xbox One」をGoogleの音声アシスタント「Googleアシスタント」でコントロールできるようにしたと発表した。まずは英語で、β公開した。他の言語にも拡大していく計画だ。
Xbox LIVEのメジャー・ネルソンことラリー・ハーブ氏は、ユーザーから音声アシスタントでXbox Oneを制御したいというリクエストが多かったことに応えたと語った。昨年にはMicrosoftの「Cortana」と米Amazon.comの「Alexa」のXboxスキルをリリースしている。
CortanaやAlexaと同様、GoogleアシスタントもXbox Oneに搭載されるのではなく、Google HomeなどのGoogleアシスタント搭載端末かモバイルアプリに「ヘイGoogle、Xboxを起動して」などと呼び掛けることで操作する。
「Xboxで<ゲーム名>をプレイ」「XboxでNetflixを起動」「Xboxの音量を下げて」「Xboxでスクリーンショットを撮って」「Xboxで<ゲーム名>を検索」などが可能だ。コマンドの完全なリストはXbox Insiderのサブレディットで確認できる。
Googleアシスタントでの操作を可能にするには、まずXbox for Google Assistant BetaのGoogleグループに自分のGoogleアカウントでログインし、Xboxにもログインし、Google Homeアプリで[追加と管理]→[デバイスのセットアップ]→[セットアップ済みのデバイスのリンク]で「[beta]Xbox」を探してタップする。なお、今のところ英語でしか操作できない。
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