ニュース
「えきねっと」で予約の切符、券売機で発券できない障害 システム改修でソフトに不具合
「えきねっと」で予約した指定席券などが発券できないトラブルが、10月1日午前5時半から発生。午後0時20分に復旧した。1日未明から行ったシステム改修で、ソフトに不具合が起きていたという。【更新】
JR東日本によると、新幹線や特急列車のオンライン予約サービス「えきねっと」で予約した指定席券などが発券できないトラブルが、10月1日午前5時半に発生し、午後0時20分に解消した。1日未明から行ったシステム改修が原因という。
えきねっとで予約した切符が発券できるすべての券売機で障害が起き、予約した指定席券や特急券などが発券できなくなった。窓口での発券は可能だったため、対象の顧客には窓口で発券するよう呼び掛けていた。
障害の原因は、1日未明から行っていた、JRグループのチケット予約販売システム「MARS(マルス)」(JRグループの鉄道情報システムが運営)の定期更新作業で、ソフトウェアの一部に不具合が発生したこと。消費増税に伴う改修も行っていたが、障害とは無関係という。
えきねっとの会員数は1180万人。
【更新:2019年10月1日午後2時40分 復旧した旨と障害の理由を追記しました。】
関連記事
- 「モバイルSuica」障害、約3時間半で復旧 「通常の10倍のアクセス」 Apple PayのSuica対応が影響か
25日朝から起きていた「モバイルSuica」の障害が、約3時間半でおおむね復旧した。サーバには通常の10倍のアクセスがあったという。 - JR東の新幹線システム障害、原因は処理限度値のオーバー
JR東の新幹線運行トラブルを起こしたシステム障害の原因は、ポイント不転換が発端となって必要になった列車のデータ修正がシステムの限度値を超えてしまったためだった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.