ニュース
LINE「OpenChat」のトークルーム検索機能、2カ月ぶり再開 「出会い募集」続出で監視体制を強化
LINEが「OpenChat」のトークルーム検索機能を再開。出会い目的のトークルームが多くヒットして問題となり、8月20日からメンテナンスを行っていた。不適切なトークルームを検知するモニタリング体制を強化した。
LINEは10月17日午後3時、メッセージアプリ「LINE」のグループトークを拡張した「OpenChat」のトークルーム検索機能を段階的に再開した。OpenChatでは8月19日のリリース直後から、出会い目的など不適切なトークルームが相次いで作られたため、運営元は「改善作業を行う」として翌20日から検索機能を停止していた。
検索機能の再開に当たっては、一定基準を満たしたトークルームを優先的に表示するなどの最適化を行った他、不適切なトークルームを検知するモニタリング体制を強化したという。
ただ再開当初は、年齢認証を済ませた18歳以上のユーザーのうち、ランダムに選定した一部ユーザーのみ利用できる仕様とする。対象者はその後、段階的に広げる方針だ。ユーザーごとの機能開放のタイミングは非公開。
検索機能のメンテナンス中、Openchatでは、「友だち」などに招待してもらうことでしか新しいトークルームに参加できない状況だったが、その多くで活発なやりとりが行われたという。LINEは「(改善・再開した)検索機能により、より便利にOpenchatを活用していただければ」としている。
関連記事
- LINE「OpenChat」、トークルームの紹介・検索機能を停止 メンバー急増で運営に支障
LINEが「OpenChat」の「ピックアップ」の表示を停止した。紹介されたトークルームのメンバーが急増し、運営に支障が出たため。トークルームの検索機能も「改善作業を実施するため」(同社)に一時停止した。【追記】 - LINE、グループトーク機能を拡張した「OpenChat」提供開始 友だち以外も招待可能
LINEのグループトーク機能を拡張した「OpenChat」の提供が始まった。LINE上で友だち登録をしていないユーザーも、URLやQRコードを共有すればトークルームに招待できるのが特徴。 - LINE「OpenChat」で「出会い募集」相次ぐ 運営元「強制退会、利用停止など行う」
LINEが「OpenChat」について、交際相手を募集する投稿などの違反行為を禁止。違反者には、投稿の削除や強制退会、サービスの利用停止などの措置を行うという。 - LINE「OpenChat」、違反行為の取り締まり強化 ユーザーには「通報」呼び掛け
LINEが「OpenChat」について「違反行為への取り締まり強化に努めている」とのコメントを出した。違反行為に対し、措置を講じるとあらためて強調。児童ポルノなどの投稿には、警察への通報など厳しい対応を行うという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.