LINE「OpenChat」、違反行為の取り締まり強化 ユーザーには「通報」呼び掛け
LINEは8月21日、メッセージアプリ「LINE」のグループトーク機能を拡張した「OpenChat」について、「違反行為への取り締まり強化に努めている」とのコメントを出した。スタンプ連打や出会い目的の投稿などの違反行為に対し、措置を講じるとあらためて強調。児童ポルノを含む不適切な投稿には、警察への通報など厳しい対応を行うという。
同社はユーザーに対し、不適切な投稿やトークルームを発見した場合、運営に通報するよう求めている。具体的には、投稿の通報は「通報したいメッセージを長押し」、投稿者の通報は「投稿者のアイコンの写真>[通報]をタップ」、トークルームの通報は「上部トークメニュー>設定>[通報]をタップ」——という方法を案内している。
OpenChatは、共通の趣味を持つユーザーなどが集まり、最大5000人のグループを作成できる機能。LINE上で友だち登録をしていないユーザーも、トークルームに招待できるのが特徴だ。トークルームには匿名で参加できる。
19日午前に提供が始まると、数千人が参加するグループでは、スタンプやコメントを立て続けに投稿するユーザーが現れ、ネット上では「通知が止まらない」などと話題に。通知停止やグループ退会のために、トーク画面から設定画面に切り替える途中、アプリがクラッシュした、という報告も出ていた。
また、「東京近くで恋人募集」「出会い目的の人集まろー」というように、交際相手を募集するグループも作られ、「不健全な出会いの温床になるのではないか」という指摘の声も上がっていた。
これを受け、同社は19日午後、利用規約やLINE社内のガイドラインに違反したユーザーに対し、投稿削除や強制退会、サービスの利用停止などの措置を講じると発表。20日には、スタンプを一定数以上連続して投稿すると、一時的にサービスが使えなくなる仕様に変更した。未成年や年齢認証を行っていない人の利用も一部制限している。
また、トークルームを検索する機能も一時停止。検索結果に「一部不適切なトークルームが表示されていた」(同社)ためで、仕様を改善し22日昼に再開するという。
この他、LINEがあらかじめ設定した不適切なワードが投稿されると、自動で削除する機能も20日に導入した。今後は、自動削除の範囲にトークルームのタイトルやプロフィールも追加するとしている。
【編集履歴:2019年8月21日午後8時12分 トークルーム検索機能の再開予定時期について「21日中」としていましたが、LINE側から日時を変更するとの連絡を受け、修正いたしました】
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
パナソニックHD子会社、使用禁止の生成AIに従業員約33万人分の個人情報をアップロード
-
2
「Claude Mythos 5」、危害の兆候を顧みず実在の開発者を標的に──AnthropicとAISIが分析結果を公開
-
3
B級感がたまらない? 映画「ストリートファイター」の魅力と原作ゲームの歴史、ゲーマーマンガ家が熱弁
-
4
GMO、不正取引の被害額を補償へ 見舞金5000円も 「お名前.com」FX用VPSへのサイバー攻撃で
-
5
PHP脆弱性でいち早くサービス停止したコドモン 背景に「被害が出てからでは取り消せない」
-
6
GMO、「能動的サイバー防御」発動を政府に要請 「お名前.com」FX用VPSへの攻撃で
-
7
「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語る
-
8
「AIでエンジニア派遣は不要になる」のか? 各社に肌感を聞いた 求められる人材、明確に変化
-
9
コミックシーモア、流出は最大約420万件に メールアドレスや生年月日など 不正アクセスの経路特定・遮断は完了
-
10
ロリポップ改ざん問題でツイート炎上のGMO熊谷社長、「強気すぎた」と謝罪
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR