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慶大、複数のIoTデバイスをMRでプログラミングする「ReallifeEngine」発表

IoTのビジュアルプログラミングにMRを活用する研究を、慶応義塾大学 杉本研究室が発表した。

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 慶応義塾大学 杉本研究室による研究チームは、MR(複合現実)を活用してIoTの操作をビジュアルプログラミングできるシステム「ReallifeEngine」を発表した。

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 本研究は、IoTデバイスのプログラミングを容易にするため、MRによって視覚的に接続関係を組み替えるアプローチを提案するもの。さまざまなデータの視覚化を強化するためにMRを採用し、IoTデバイスに対応する入力モジュール・出力モジュールと、タイマーや閾値処理を行う中間ノードを接続することで、各IoTデバイスの振る舞いをMR環境でプログラミングすることが可能になる。

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 MR環境で直接的に関連付けることで、デバイス間の物理的な位置と論理的な接続の理解が容易になり、多くのユーザーがIoTデバイスの振る舞いを直感的に設定できるようになる。

 デモ動画では、人感センサーと電気スタンドのオン/オフを接続したり、その間に5秒待つという指示を挟んだり、圧力センサーの値が3を上回るとオンになる指示を組み込んだりと、多様な接続方法が試されている。

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