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Oculus QuestをPCとつなぐ「Oculus Link」β版公開 利用可能なGPUは限定的
予告通り、11月の公開に間に合わせたが、使えるGPUはNVIDIAの上位モデルのみ。
米Facebook傘下のOculus VRは11月18日(現地時間)、9月に開発者イベント「Oculus Connect 6」で予告していた、Oculus Questの新機能「Oculus Link」のβ版の提供を開始した。
VR HMD(Head Mounted Display)のOculus Questは、本体のみで映像処理やポジショントラッキングを行うスタンドアロン型だが、Oculus Linkを利用することで、高性能なGPU、CPUを備えたPCに演算を任せ、その結果をリアルタイムで表示することにより、リアリスティックなVR体験が可能になる。
β版の段階では、対応可能なGPUがNVIDIAの上位モデルに限られ、GeForce GTX 970、GTX 1060Mは対象外。AMDのGPUも未サポートだ。今後数週間で利用可能なGPUを増やす予定で、β版ではなくなった段階でOculus Rift、Oculus Rift Sの使用条件と同等のスペックで利用できるようにする。
Oculus Questを利用するためにはPCと本体をUSBケーブルでつなぐ必要があるが、それに最適な5メートルのカスタム光ファイバーケーブルは年内に一部地域で限られた数量しか販売されない。2020年にはより入手しやすくする計画だ。現時点では高品質のUSB-Cケーブルを必要とし、Anker製のケーブルでは良い結果が出ているという。
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