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Facebook、「セカンドライフ」のようなVRワールド「Horizon」を「Oculus Quest」などで来年スタート
「Oculus Quest」と「Oculus Rift」で参加できるVRワールド「Facebook Horizon」が2020年にスタートする。「Second Life」のようにアバターを作ってVRワールドで友だちと話をしたりゲームをしたり、「マインクラフト」のように世界を構築したりできる。
米Facebookは9月25日(現地時間)、AR/VR関連イベント「Oculus Connect 6」で、「Oculus Quest」と「Oculus Rift」で参加できるVRワールド「Facebook Horizon」を発表した。2020年に登場の予定だ。
米Linden Labが2002年に公開した「Second Life」を彷彿とさせるVRワールドだ。
Facebookは2016年のOculus Connectでアバター機能を発表し、2017年のF8でソーシャルVRアプリ「Facebook Spaces」を発表した。Horizonは「仮想空間とコミュニティについてこれまでに学んだことの集大成」という。
遠くにいる友人とのアバターでの会話やゲームプレイ、映画鑑賞などを楽しめる他、仮想世界での新しい出会いも叶う。
まず自分に似せたアバターを作成し(上半身だけで動く)、「テレポッド」で公共空間に参加する。用意されたゲームをプレイできるだけでなく、「マインクラフト」のようにツール(World Builder)を使って世界を構築して公開することもできる。
特設ページから、Horizonのβ版への参加を申し込める。
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