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未上場企業の業績をAIで予測 40万社の調査報告書を学習 帝国データバンクとゼノデータが共同開発へ
帝国データバンクとxenodata lab.が、AIを活用して未上場企業の業績を予測するサービスを共同開発する。予測結果を金融機関などに提供し、出資などの意思決定をサポートする狙い。サービス開始は2020年春ごろの予定。
帝国データバンクと、金融系AIベンチャーのxenodata lab.(ゼノデータ・ラボ)は11月19日、AIを使って未上場企業の業績を予測するサービスを共同開発すると発表した。予測結果を金融機関などに提供し、出資などの意思決定をサポートする狙い。サービス開始は2020年春ごろの予定。
帝国データバンクが作成した、全国40万件以上の未上場企業の調査報告書を自然言語処理技術で解析させ、経済ニュースから業績を予測できるようにする。新サービスは、ゼノデータ・ラボが開発した、上場企業の業績予測サービス「xenoBrain」(ゼノブレイン)を基に開発する。
未上場企業は決算情報の開示義務が無いため、詳細な経営状況の把握や業績予測が難しかった。新サービスによってこの課題を解決する。
新サービスのリリース後は、金融機関に対し、APIなどを使ってデータを提供する。帝国データバンクの各サービスを通じて、未上場企業の業績予測を提供することも視野に入れる。
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