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キングジムもポータブル翻訳機に参入 ネット接続で世界155言語、オフラインでも17言語に対応
キングジムは、クラウド上にある複数の翻訳エンジンを自動選択して世界155の言語を翻訳できるポータブル翻訳機「ワールドスピーク」を発売する。
キングジムは11月20日、クラウド上にある複数の翻訳エンジンを自動選択し、世界155の言語を高精度に翻訳できるというポータブル翻訳機「ワールドスピーク」(HYP10)を発表した。12月6日に発売予定で、価格は2万6000円から(本体のみ)。
本体の「マジックホームボタン」を押し、言語名か国名を話して言語を選択。「会話」ボタンを押して話すと翻訳結果が画面に表示される。翻訳した内容は履歴に残り、よく使うフレーズは「お気に入り」に登録して(50件まで)いつでも呼び出せる。
通信にはWi-Fiかモバイルデータ通信を使用する。ソフトバンクの国内専用SIMカードを内蔵したモデルの他、178の国と地域で使えるグローバル対応SIMカードのモデルも用意した。オフラインでも英語や中国語などの主要17言語は翻訳できる。
本体サイズは約59(幅)×109(高さ)×18(厚さ)ミリ。重さは約123グラム。内蔵充電池で約30時間の連続動作が可能になっている。
ポータブル翻訳機ではソースネクストの「ポケトーク」シリーズが先行し、2017年の発売から累計50万台を出荷している。キングジムは19年7月に窓口業務などに適した据え置きタイプの「ワールドスピーク」で翻訳機に参入。同じブランド名のポータブルタイプを加えることで、利用シーンの大幅な拡大と認知度の向上を狙う。
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