ファッションブランド「DIESEL」、廉価版スマートウォッチ「Fadelite」発表 Snapdragon Wear 3100搭載、4万4000円
ファッションブランド「DIESEL」が、新型スマートウォッチ「Diesel On Fadelite Smartwatch」を発表。「Wear OS by Google」と「Snapdragon Wear 3100」を搭載する。価格は税込4万4000円で、既存モデルよりも廉価。
ファッションブランド「DIESEL」(ディーゼル)は1月7日、新型スマートウォッチ「DieselOn Fadelite Smartwatch」を発表した。国内では3月に発売予定。米GoogleのスマートウォッチOS「Wear OS by Google」と、米Qualcommのプロセッサ「Snapdragon Wear 3100」を搭載する。
価格は税込4万4000円で、同ブランドの旧モデル「Diesel On Axial Smartwatch」(税込5万6100円)よりも廉価だ。
「Google アシスタント」「Google Fit」に対応する他、スマートフォンの通知を受け取れる機能、GPSを活用した距離のトラッキング機能、アクティビティートラッキング機能、急速充電機能、心拍センサーなどを搭載する。
現在地に加えて2つのタイムゾーンを設定し、タッチ操作で表示を切り替えられる機能も持つ。天候の情報と連動し、現在地が雨天の場合は、画面に雨を降らせる演出なども行うため、ユーザーは屋内にいながら天候を確認できる。
ストレージは4GBで、音楽ストリーミングアプリ「Spotify」などをプリインストールしている。規格は伏せられているが、泳ぎに耐えられる防水機能を搭載する。
ケースサイズは43ミリ。カラーバリエーションは黒・赤・青・白の4色。透明なシリコンストラップのデザイン性も特徴の1つという。
DIESELはこのスマートウォッチを、米ラスベガスで開催中の「CES 2020」に出展している。
関連記事
- Withings、不整脈と睡眠時無呼吸も検知するハイブリッドスマートウォッチ「ScanWatch」を披露
仏Withingsが、不整脈や睡眠時無呼吸も検知するハイブリッドスマートウォッチ「ScanWatch」を発表した。欧米では当局の認可を待ち、第2四半期に発売する見込み。価格は38mmモデルが249ドル(約2万8000円)、42mmモデルは299ドル。 - パロディーブランド「フランク三浦」がスマートウォッチ発売 心拍、睡眠など計測 7480円
「フランク三浦」からスマートウォッチが登場。スマートフォン(iPhone/Android)とBluetooth接続できる他、心拍、睡眠、消費カロリーを計測する機能、電話の着信やSNSの新着メッセージを通知する機能などを搭載する。価格は税込7480円。 - ガーミン初、ソーラー充電に対応したスポーツ向けGPSウォッチ発売 GPSや心拍計も搭載
ガーミンジャパンは、ランニングや登山、ゴルフなどのスポーツシーンを想定したGPSウォッチ「fenix6X Pro Dual Power」を発売する。同社初のソーラー充電モデルだ。 - 知らないうちに外国にデータ送信……監視カメラやスマートウォッチに潜むリスク
スマートウォッチや監視カメラの中には、本来IoT機器を簡単に接続するために作られたプロトコルを悪用し、一種の「隠しチャネル」を通じて、外国と何らかの通信を行っているものがある――。ハッキングカンファレンス「DEF CON 26」のセッションで、そんな指摘が出た。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.