「G-SHOCK」と緊急消防援助隊がコラボ 「隊員の熱い思いとプライドの象徴を宿した」
カシオ計算機が緊急消防援助隊とコラボした「G-SHOCK」を6月に発売する。価格は5万円(税別)。
カシオ計算機は1月8日、被災地などで活躍する「緊急消防援助隊」とコラボレーションした「G-SHOCK」の新モデル「GW-9400NFST」を6月に発売すると発表した。G-SHOCKの耐衝撃性能はそのまま、消防局のロゴなどを随所にあしらい、「隊員たちの熱い思いとプライドの象徴を宿した」(同社)という。実売予想価格は5万円(税別)。
緊急消防援助隊は、災害時に全国の消防機関から隊員が集結して結成する部隊。今回のモデル制作では、同隊を代表して神戸市消防局と仙台市消防局が協力した。
本体のベースには、G-SHOCKのモデル「RANGEMAN」(レンジマン)を採用。高温多雨のジャングルや密林での使用を想定し、耐衝撃性能に加え、方位、気圧・高度、温度を計測可能なトリプルセンサーを搭載する。サイズは約55.2(奥行き)×約53.5(幅)×約18.2(高さ)ミリ、重さは約93グラム。
本体のカラーは、仙台市消防局の防火服に使われている黒を基調に、消防車の赤色をアクセントとして取り入れた。3時側のボタンリングや「SENSOR」の印字などには、防火服の反射材をイメージした黄色を使用した。
バンドは表が黒、裏が赤の2色構成で、中心部分には救助道具のロープのイラストをあしらった。素材には、高強度のカーボンファイバーを採用している。
緊急消防援助隊とのコラボ商品の制作は、2015年7月発売の「GW-9400FBJ」以降3度目。今回のコラボは、1995年の阪神・淡路大震災の教訓から発足した、緊急消防援助隊の創設25周年を記念したものという。
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