ポケモンGO、「交換による進化」の気になるところを「ローブシン」で検証
ポケモンGOに新たに実装された「交換による進化」はアメ投入より前に個体厳選できるのでしょうか。「最強のかくとうポケモン」といわれる「ローブシン」で検証します。
スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)で、イッシュ地方の新ポケモン30種以上と「交換による進化」機能が実装されました。今までの進化と何が違うのでしょうか。ポケモンGOでは「最強のかくとうポケモン」といわれる「ローブシン」で検証します。
交換による進化は、原作シリーズの交換進化に似て非なる進化方法です。原作では通信交換でしか進化できないポケモンが存在しましたが、ポケモンGOの対象ポケモンはアメだけでも一応は進化できます。また交換時に進化するのではなく、2回目の進化に必要なアメがゼロになり、負担なしで進化できるというシステムになっています。
対象のポケモンは、実装済みポケモンでは「ユンゲラー」「ゴーリキー」「ゴローン」「ゴースト」。新たに追加されたポケモンでは「ガントル」「ドテッコツ」「カブルモ」「チョボマキ」です。全体から見ればごく一部ですが、最終進化形は攻撃種族値が高い、バトル向きのポケモンが多いです。
これらのポケモンは、上記の通りアメを使って進化させることもできますが、新たに実装されたポケモンの場合、進化に必要なアメがこれまでの倍になってしまいました。例えば「ドッコラー」を「ドテッコツ」に進化させるのに50個、ドテッコツを「ローブシン」に進化させるためには200個ものアメが必要です。
ドッコラーはレアポケモン扱いで、今のところ入手機会はタマゴかレイドバトルに限られているようです。レイドもさほど多くはないため、アメを200個も集めるのは、とてもハードルが高いといえるでしょう。すべてのポケモンのアメに変換できる「ふしぎなアメ」を使うことはできますが、進化した後は強化にもアメが必要になりますので、なるべく節約したいところです。
もっと気になるのは、交換するとポケモンの個体値がかなりの頻度で下がってしまうことでしょう。せっかくレイドパスを消費して確保した高個体値のドッコラーを、弱体化する可能性の高い交換に出せというのですから、これはもう「キラ交換」が前提と考えるべきです。
もう一つ気になるのは、一度目の進化と交換の順番です。Nianticの説明によると、対象ポケモンは一度目の進化を済ませたドテッコツで、ゼロになるのは二度目の進化に必要なアメ。順番通りに考えると、個体値が変わる交換の前に、50個ものアメを投入しなければならないように思えます。そうなると、さらに負担が大きくなってしまいます。
実際に検証したところ、そうではないことが分かりました。まずフレンドとドッコラー同士をキラ交換し、ドテッコツに進化させました(アメ50個使用)。すると、次の進化に必要なアメの欄にゼロと表示されていました。つまり、交換後の個体値を確認した後、アメを投入するかどうかを決められるわけです。
キラ交換の場合、一定以上の個体値が約束されていますし、強化に必要な「ほしのすな」も半分で済みます。ただ、強化に必要なアメの数は変わりません。天候ブースト時にゲットした高CPの個体でも、上限まで強化するにはアメが250個近く必要になる点は覚えておきましょう。
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