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Google、インドの通信事業最大手Airtelとの提携で「G Suite」をSMBに提供
インドの通信事業最大手AirtelがGoogle Cloudとの提携で、Airtelの中小企業向けICTサービスの一部として「G Suite」を提供する。Airtelは50万社以上の中小企業を顧客に持つ。
インドの通信事業最大手Bharti Airtel(以下Airtel)は1月20日(現地時間)、米Googleのクラウド部門Google Cloudとの提携を発表した。Googleのプロダクティビティクラウドサービス「G Suite」をAritelの中小企業(SMB)向けICTポートフォリオの一部として提供する。
インドは急成長している経済市場であり、インターネットユーザー数では世界第2位。インドのクラウド市場は2022年までに70億ドル規模を、SaaS市場は35億ドル規模を超えると予想されている。Airtelはインドで、2500社以上の大企業と50万社以上のSMBの顧客にICTサービスを提供している。
Google Cloudのトーマス・クリアンCEOは発表文で「G SuiteをAirtelのデジタルビジネス製品と組み合わせることで、数千社のインド企業のデジタルイノベーションを加速できる」と語った。
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