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Google、元MicrosoftのOfficeとCortana責任者をG Suiteトップとして採用
Googleが、MicrosoftでOutlook、Office、Cortanaの担当副社長を歴任したハビエル・ソルテロ氏をオフィススイート「G Suite」の責任者に迎えた。MicrosoftではOutlookのモバイル版や企業向け「Cortana Skills Kit」などを手掛けた。
昨年11月に米Microsoftを退社した製品担当副社長、ハビエル・ソルテロ氏が、米Googleのオフィススイート「G Suite」の責任者に迎えられた。同氏が自身のTwitterで発表した。
ソルテロ氏は、自身が創業したメールアプリ企業AcompliをMicrosoftが2014年に買収した際にMicrosoft入りし、Outlook担当副社長、Office製品グループ担当副社長、Cortana担当副社長を歴任し、Outlookのモバイル版や企業向け「Cortana Skills Kit」などを手掛けた。
米Axiosによると、ソルテロ氏はGoogle Cloud部門のトーマス・クリアンCEOの直属になったという。クリアン氏は、昨年11月のダイアン・グリーン氏の退社後、後任として迎えられた米Oracleの元プレジデント。Google Cloud部門は先週、独SAPの元人事担当幹部、ブリジット・マキネスデイ氏を引き抜き、人事担当副社長に迎えた。
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