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時間制限は「ゲーム」のみに 香川県のネット・ゲーム依存症対策条例案
香川県議会は、子どものネット・ゲーム利用を制限する「ネット・ゲーム依存症対策条例案」について検討会を開き、使用時間の制限対象を「ネット・ゲーム」から「ゲーム」に狭めた。
香川県議会は1月20日、子どものネット・ゲーム利用を制限する「ネット・ゲーム依存症対策条例案」について検討会を開き、使用時間の制限対象を「ネット・ゲーム」から「ゲーム」に狭めた。2月の定例議会での成立を目指す。
同条例案は、18歳以下の子どもがネット・ゲーム依存状態にならないよう、県や学校、保護者、ゲーム開発事業者などの責務を明確にしたもの。これまでは「子どものネット・ゲーム依存症につながるようなスマートフォンなどの使用」時間を平日は60分、休日は90分に制限するとしていたが、20日の検討会で時間制限の対象を「子どものネット・ゲーム依存症につながるようなコンピュータゲームの利用」に修正。ゲーム以外の使用には制限を設けない方向性を示した。
またスマートフォンの利用を高校生は午後10時、中学生以下は午後9時までとすることも保護者に求める。罰則規定はない。
制限対象を変更した理由についてITmedia NEWSが香川県議会に問い合わせたところ、「元の文章では、スマートフォンそのものを否定するものとして伝わってしまう。ゲームの利用時間について具体的な基準を示していると分かりやすくするため書き換えた」と説明した。
香川県議会は23日から、県民を対象にパブリックコメントを募集。2月に開く定例議会に条例案を提出し、成立を目指す。
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