Twitter、他人の非公開リスト名が見られる不具合か【追記あり】
他人のTwitterプロフィールからリスト一覧を開くと、公開されているリストともに鍵マークの付いた非公開リスト名が表示されてしまう状態だ。
Twitterで2月6日夕方ごろから、ユーザーが作成した非公開のリスト名が他人から見えてしまう不具合が発生している。ITmedia NEWSで確認したところ、他人のTwitterプロフィールからリスト一覧を開くと、公開されているリスト名と鍵マークの付いた非公開リスト名が表示される状態を確認した。
作成した非公開リストの名称が他人に見られてしまう不具合。ただし、非公開リストを作成したユーザー以外が開こうとすると「このページは存在しません」と表示され、追加されているメンバーやタイムライン自体は見られない。
TwitterのWeb版で自分のリスト一覧から「メンバー」という項目を選ぶと、自分がメンバーとなっている他人の非公開リストが見えることも確認できた。
Twitterの「リスト」は、複数のTwitterアカウントをまとめて管理できる機能。フォローしているTwitterアカウントのツイートが全て並ぶ「ホーム」とは別に、独自のタイムラインを作成できる。リストは公開と非公開を選べる。本来、非公開のリストは、リスト名を含めて他のTwitterユーザーには見えない。
6日午後7時時点で、日本のTwitterでは「非公開リスト」がトレンド入り。Twitterユーザーの間では、非公開を前提として作成していたリストが他人から見られる状態となり「恥ずかしい」「急いで非公開リストを消した」といった声が相次いでいる。
同日午後10時、他人の非公開リストが見えてしまう不具合が解消されたことを確認した。
【編集履歴:2020年2月6日午後10時20分 不具合が解消したことを追記しました】
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