レビュー
アクションカムと360度カメラに変形合体 「Insta360 ONE R」は万能か、器用貧乏か:荻窪圭のデジカメレビュープラス(3/4 ページ)
「1台でアクションカムも360度カメラも全部まかなえる」という合体メカカメラ「Insta360 ONE R」。その時々に応じたカメラで作って撮影できるという製品だ。
広角カメラは自撮り対応アクションカム的に
360度撮影は楽しいけど、ファイルサイズも大きくなるし、気軽さには欠ける。そこで普段使いに良いのが広角カメラだ。まあアクションカムとして使えるものと思っていい。
35mm判換算で16.4mm相当でF2.8で画素数は1200万画素。一応スペック的にはそんな感じで4K動画まで対応している。
一応お約束でガスタンクを。魚眼レンズ的に湾曲するのが特徴だ。画質的にはハイエンドスマホの超広角カメラと同等と思っていいかな。
この周辺の湾曲が嫌な人は設定で変えられる。その分画角は狭くなるけど、こんな感じだ。ウルトラワイドからナローまであり、歪みが気になる人は中間のリニアがいいかもしれない。ちょっと画角は狭くなるけど。
ウルトラワイドとリニアではこんな差が出る。
で、ちょっと暗いので自動補正ボタンをオンにしてみた。
冷たい雨まじりという悪条件ではあったけど、写りとしては後で補正かけるのを前提って感じで、まず専用アプリに読み込んでそこでフィルターをかけたり補正をかけて、そのあとでカメラロール(iOSの場合)に書き出し、シェアしましょうって感じだ。
続いてカメラを逆につけて自撮り動画。
動画や360度写真は専用のフォーマットで記録されるので、専用アプリで読み込んで書き出す必要がある。
せっかくなのでちょっと編集。「ビューティーパターン」をオンにしてみた。
そして書き出したのがこちらだ。
歩きながら撮影し、最後にくるっと廻ってもらった。滑らかな動きがたまらん
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