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ラズパイで自宅ファイルサーバを作る 〜オンラインストレージの使い心地に近い「NextCloudPi」編〜名刺サイズの超小型PC「ラズパイ」で遊ぶ(第13回)(3/3 ページ)

小さなマイクロコンピュータ「Raspberry Pi」(通称ラズパイ)で作る、自分だけのガジェット。ネット経由でアクセスできる自宅ファイルサーバをラズパイで構築してみます。

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NextCloudPiを使ってみる

 設定が終了したら、これからは「https://nextcloudpi.local/」でNextCloudPiにアクセスできます。ブラウザに入力してNextCloudPiの画面を起動させましょう。ログイン画面では、ユーザー名は「ncp」、パスワードは先ほどの画面の下に表示されていたものを入力します。これでNextCloudPiのインタフェースが表示されます。

 画面を見ると分かるのですが、冒頭に紹介した通りGoogleドライブなどの構成にとてもよく似ています。慣れていればスムーズに使えるでしょう。ファイルをアップロードするには「+」アイコンをクリックします。ここではその他にフォルダの作成やテキストドキュメントの作成が可能です。

 また、右上の「N」のアイコンをクリックすると表示される「設定」画面では、名前やメールアドレスが登録できます。メールアドレスはパスワードが分からなくなったときに使いますので、必ず登録しておきましょう。

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ログイン画面
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NextCloudPiの画面
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ファイルのアップロードなどは「+」アイコンから行う
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「N」アイコンをクリックして個人設定を起動する
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名前やメールアドレスを入力しておく

 NextCloudPiではこの他、共有方法の詳細設定やセキュリティ設定、システムの監視など、豊富な機能が用意されています。自分好みにカスタマイズしましょう。なお、NextCloudPiの管理画面へは「https://nextcloudpi.local:4443」でアクセスできます。「Forbidden」などと表示された場合は「https://(ラズパイのIPアドレス):4443」で開いてみてください。

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共有設定
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システムモニター
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NextCloudPiの管理画面
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