HTC、VIVE Cosmosシリーズにビデオパススルー含む3モデル投入 フェースプレート変更で機能追加
HTC VIVE Cosmosに、エントリー向けからMR的用途に使えるモデルまで、3モデルが加わった。
台湾HTCは2月20日、PCベースのVR HMD(Head Mounted Display)、HTC VIVE Cosmosの3モデルを発表した。いずれも解像度は両眼で2880×1700ピクセルで、初代VIVEから精細度が88%向上している。どのモデルもフェースプレートを変更することで機能追加が可能になる。第1四半期(2020年1〜3月)後半に発売予定で、価格は899ドル。2月24日から予約を受け付ける。
VIVE Cosmos Eliteはライトハウス方式ベースステーションの外部トラッキングに加えてインサイドアウトにも対応。Cosmos Eliteには外部トラッキング用フェースプレート、SteamVRベースステーションを2個、コントローラーを2個バンドルする。付属しているインサイドアウト方式のフェースプレートに換装して使うこともできる。
VIVE Cosmos XRはフェースプレートにパススルーカメラを搭載したモデルで、リアルワールドとVR世界をオーバーレイできる。視野角(FOV)は最大100度。開発者キットとして第2四半期(4〜6月)に発売予定だ。
VIVE Cosmos Playは4カメラのインサイドアウトトラッキングを備えた入門者モデルで、Cosmosシリーズのオプションを追加できる。詳細は数カ月以内に公開予定。
昨年発売したインサイドアウト方式のVIVE Cosmosは国内販売しており、価格は9万8870円(税込)。6カメラ搭載のフェースプレートは199ドルで第2四半期に発売予定だ。
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