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ソニー初の5Gスマホ「Xperia 1 II」発表 高速連写や本格的な動画撮影にも対応

ソニーは同社初の5G通信対応フラグシップスマートフォン「Xperia 1 II」を発表した。携帯キャリア各社が春に始める5G通信サービスに合わせて発売する。高速連写や暗所での撮影、本格的な動画撮影機能など、カメラ性能にも力を入れる。

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 ソニーは2月24日、同社で初の5G通信に対応したフラグシップスマートフォン「Xperia 1 II」を発表した。携帯キャリア各社が春に始める5G通信サービスに合わせて発売する。20コマ/秒の高速連写や暗所での撮影、本格的な動画撮影機能など、カメラ性能にも力を入れる。

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 Xperia 1 IIでは、5Gの高速・大容量通信を生かし、撮影した大容量のデータの送信や、4K動画のストリーミング再生が快適にできるとしている。

 背面カメラは有効画素数1220万画素の標準レンズ(35mm判換算24mm F1.7)、望遠レンズ(70mm F2.4)、超広角レンズ(16mm F2.2)の3眼。メインカメラにはドイツのレンズメーカーCarl Zeissのレンズを採用。

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 ソニーのデジタル一眼カメラ「α」シリーズで培った技術を活用し、毎秒60回のオートフォーカス(AF)と自動露出(AE)が可能。AF/AEを行いつつ20コマ/秒の連写を行えるのはスマートフォンとしては世界初としている。動いている子どもや動物、スポーツの撮影でも高精度で被写体にフォーカスできるという。

 AI技術を活用した瞳検出機能により、人間や動物の瞳に自動でフォーカスできる。暗い場所でも周囲の物体を立体的に検知する「3D iToFセンサー」を搭載し、暗所での高速AFにも対応。標準レンズのイメージセンサーは1/1.7型で、現行モデルの「Xperia 1」に比べ約1.5倍の感度を持つため暗所での撮影に強いという。

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 映像制作現場のクリエイターの声を反映し、動画撮影では従来の24fps、30fpsに加えて25fpsと60fpsの4K 10bit HDRや、120fpsの2K 10bit HDRといった高フレームレート・高ダイナミックレンジの撮影に対応する。

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 プロセッサは米Qualcommの「Snapdragon 865 5G mobile platform」を採用。メモリは8GB、ストレージは128GBか256GBを搭載する。バッテリー容量は4000mAhで、ワイヤレス充電に対応。

 ディスプレイは約6.5インチ(3840×1644ピクセル)の有機ELディスプレイを採用。2画面同時表示機能「21:9マルチウィンドウ」を備え、動画を見ながらSNSをするなどの操作もできる。

 サイズは約166(高さ)72約(幅)7.9約(奥行き)mm。重さは181g。カラーバリエーションは、ブラック、ホワイト、パープルを用意する。

 5G通信対応のスマートフォンはシャープも17日に発表しており、春の5Gサービスに向けた新機種の発表が続いている。

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