ニュース
通販サイト「LOHACO」2日間休店 新型コロナで注文急増、自社での出荷・配送に遅れ
通販サイト「LOHACO」が3月4日から2日間休店する。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、注文数が大幅に増えたという。
アスクルは3月2日、通販サイト「LOHACO」(ロハコ)を一時休店すると発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、注文数が大幅に増加し、自社での出荷・配送に時間を要しているため、休店によって配送状況の正常化を図るという。休店期間は4日午後3時〜6日午後2時59分まで。
休店中は、サイトへのアクセスと商品のカゴへの追加は可能だが、アスクルが配送する商品の注文はできない。メーカーが顧客に直接配送する商品(直送品)と、LOHACOの出店者が販売する商品(ストア商品)は通常通り購入できる。
アスクルは2月27日時点で、注文殺到に伴い、出荷が遅れていると説明していた。同社の広報担当者によると、2月第3週ごろからマスクや消毒液などの注文が増え、最終週にはその他の日用品の注文も急増したという。
同社では2017年、埼玉県三芳町の物流センターで火災が発生し、出荷・配送に遅れが出るなどの影響が出た。その際は作業員を増員するなどして遅延の解消に努めたが、今回はそうした対応が難しく、休店に至ったとしている。
関連記事
- クックパッド、「人気順検索」を無料開放 在宅勤務・休校で自炊増、利用促す
クックパッドが有料会員向けの機能「人気順検索」を無料で開放。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自宅での食事が増えるとし、同機能の利用を促す。期間は15日まで。 - 「週刊少年ジャンプ」「月刊コロコロコミック」など、ネットで無料公開 臨時休校受け
集英社と小学館が、漫画雑誌のバックナンバーを無料で公開。電子書籍ストアや漫画配信アプリで公開する。 - 「ヤフーと連携強化する」「提携解消は考えていない」――アスクル吉岡社長が方針転換 対立からの5カ月に何があったのか
アスクルの吉岡晃社長が、決算会見で「ヤフーとの連携をさらに強化する」「現在は、資本関係の解消は考えていない」と語った。5カ月前に対立していたヤフーと、どのような経緯で関係修復に至ったのだろうか。 - アスクル倉庫火災、ようやく鎮火 発生から12日
アスクルの倉庫火災が、発生から12日経った28日午後5時にようやく鎮火。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.