家で遊ぶ「ポケモンGO」、日本などで救済措置 GOバトルリーグ無料化に色違いのダークライも
米Nianticは、新型コロナウイルスの感染が広がっている日本、韓国、イタリア地域に向けた救済措置を発表した。対人戦の「GOバトルリーグ」の無料化など、家の中でプレイできる形にする。19日まで。
スマートフォンゲーム「Pokemon GO」(ポケモンGO)を運営する米Nianticは3月3日、新型コロナウイルスの感染が広がっている日本、韓国、イタリア地域に向けた救済措置を発表した。「コミュニティ・デイ」や「レイドアワー」といった人が集まりやすいイベントを延期や中止にする一方、対人戦の「GOバトルリーグ」の無料化など、家の中でプレイできる形にする。3月3日から19日まで実施する。
19日までに実施予定だった「レイドウィークエンド」「レイドアワー」「スポットライトアワー」「ふしぎなボーナスアワー」などの期間限定イベントは中止する。3月のコミュニティ・デイは延期し、新しい開催日はアプリ内ニュースやブログなどで改めて発表するという。
一方、家の中でも遊べるようにポケモンを引き寄せるアイテム「おこう」を半額で販売する。おこうは通常の2倍の1時間有効となり、ポケモンもさらに出現しやすくなる。
オンラインマッチングの対人戦、GOバトルリーグは通常1セット(5戦)プレイするために3km歩くか、ゲーム内通貨のポケコインを消費する必要があるが、同期間は無料になる(既に3km歩き始めていた場合は残りの距離を歩く必要がある)。勝利数に応じた報酬(リワード)も増え、「ズルッグ」など、ここでしか捕獲できないポケモンが登場しやすくなるという。
伝説のポケモンがGOバトルリーグの報酬に
レイドウィークエンドで伝説レイドバトルに登場する予定だった幻のポケモン「ダークライ」や伝説のポケモン「ギラティナ(アナザーフォルム)」は、期間を区切ってGOバトルリーグの報酬として出現する。
3月6日(金)の午前8時から9日(月)の午後10時までに参戦すると、報酬としてダークライが一定の確率で登場し、運が良ければ色違いも。13日(金)の午前8時から16日(月)の午後10時まではギラティナ(アナザーフォルム)となり、同じく色違いの可能性もあるという。その他の期間は現在の伝説レイドバトルと同じ「ボルトロス」が出現する予定だ。
【訂正:2020年3月3日更新 ※Nianticの説明を追記しました】
関連記事
- ソフトバンク、ポケモンGOで東北応援プロジェクト ポケストップがメッセージに
ソフトバンクは、スマートフォンゲーム「Pokemon GO」内で「3.11 TOHOKUおうえんプロジェクト」を始める。ソフトバンクショップとワイモバイルショップのポケストップが東北応援メッセージに変わる他、募金で応募できるプレゼントなども。 - 落ち着いて、マスクは「紙」じゃない
なぜトイレットペーパーが品薄になったのでしょう。「マスクと同じ素材を使っているから」という人もいますが、それはデマです。 - アニメイベント「AnimeJapan 2020」も中止 新型コロナウイルスの拡大で
新型コロナウイルス感染症「COVID-19」の影響でイベントなどの自粛が相次ぐ中、アニメ専門展示会の「AnimeJapan 2020/ファミリーアニメフェスタ2020」も中止を決定した。 - 新型コロナウイルス、世界の感染状況を1カ月前と比較すると?
COVID-19」は実際どこまで広がっているのか。新型コロナウイルスの感染状況を視覚的に確認できる米ジョンズ・ホプキンス大学のWebサイトで1カ月前と比較した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.