ニュース
厚労省をかたる偽サイトに注意 アクセスすると被害の恐れ 閲覧時にはアドレス確認を
厚生労働省と内閣サイバーセキュリティセンターは、厚生労働省をかたる偽のWebサイトが現れているとして注意を呼びかけた。アクセスすると何らかの被害を受ける可能性もある。Webサイト閲覧時にはアドレスを確認するよう注意喚起している。
厚生労働省は3月10日、厚生労働省をかたる偽のWebサイトが現れているとして注意を呼びかけた。アクセスすると何らかの被害を受ける恐れもあり、同省はWebサイトを閲覧するときはページのアドレスを確認するよう注意喚起している。
偽サイトは厚生労働省のWebサイトに似せて作ってあり、新型コロナウイルス感染症に対する政府の対応の一部を掲載しているが、同省のものではないURLが使われている他、本文には中国語が入り交じるなど異なる点もある。
厚生労働省は、同省を語る偽サイトを見つけた場合には、国民からの行政に対する意見を受け付けているWebページ「国民の皆様の声」の募集フォームから連絡するよう求めている。
同省は偽サイトの他にも、同省を装った詐欺や新型コロナウイルス感染症に便乗した攻撃メールにも引き続き注意するよう注意を促している。
関連記事
- WHOをかたる詐欺メールに注意 新型コロナの感染拡大に便乗
世界保健機関(WHO)をかたる詐欺メールが出回っている。新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言に便乗し、メールの受信者に対し、個人情報を提供するよう促すという。 - YouTuberを襲うサイバー攻撃が進行中、二段階認証も突破される新手口とは
YouTuberを狙ったフィッシング攻撃が、2019年9月ごろから発生している。Googleアカウントには二段階認証があるにもかかわらず、アカウントが乗っ取られてしまっているという。なぜYouTuberが狙われるのか、どのような手法なのかを、ホワイトハッカーがまとめた。 - 新型コロナウイルスの影響、ネットでも 便乗ウイルス出現、感染力増す偽情報
コロナウイルスに便乗したコンピュータウイルスが出現している。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.