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Appleの新作CMは5時間超 エルミタージュ美術館をiPhone 11 Proワンテイク4K撮影
YouTubeで公開された「CM」は5時間19分46秒。iPhone 11 Proを使ってワンテイクで撮影されたものだ。
Appleは3月9日に、ロシアのサンクトペテルスブルクにあるエルミタージュ美術館を撮影した長編CM動画「A one-take journey through Russia’s iconic Hermitage museum | Shot on iPhone 11 Pro」をYouTubeで公開した。
この動画は5時間19分46秒に及ぶ長尺で、45のギャラリー、588の作品が収録されている。個々の絵画や彫刻を映すだけでなく、コンテンポラリーバレエダンサーがライブパフォーマンスで次の作品につなげていくなど練りに練られた構成。これらが全て1台のiPhone 11 Proのワンテイクで撮られている。
ラファエロの天井画、カラヴァッジョ「リュートを弾く若者」やレンブラントの筆致をiPhoneのカメラで描き出している。もちろん、ドリーやリグなどの機材は使われているはずだが、切れ目なしの5時間以上の4K動画をiPhoneの内蔵ストレージに収録している。アクシーニャ・ゴグ監督の作品。
クラシック音楽家である小栗克裕さんの作品を含む、サウンドトラックはApple Musicで聴くことができる。
最後を飾るのは、ロシアのピアニスト、キリル・リヒターの演奏と、階段を生かした躍動感あふれるバレエ・パフォーマンス。
5時間が取れない人向けに、1分33秒のショートバージョンも用意されている。
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